広報ずし 2024年6月号 NO.988 3面 日常生活に必要なものを 3つのステップで備えよう  非常時持ち出し袋に入れるものや自宅の備蓄品について、備えは3つのステップで準備するのがおすすめです。  1つ目は「借りられないもの」。眼鏡やコンタクトレンズ、処方薬など、個人に合わせたものは人から借りられません。必ず備えて、普段から持ち歩いてほしいです。  2つ目は、「非常時持ち出し袋」として、1泊2日の旅行に持っていくもの+非常時持ち出し品を。1泊2日の量を目安にした衣類や乳幼児グッズなど、自分や家族が旅行に持っていくときに必要なものを準備。それに、右のリストのような非常時持ち出し品を加えていきます。両手が空くリュックに入れて、リビングや寝室など長く過ごす部屋に置いておきましょう。  3つ目は「日常生活を継続できるもの」=自宅に備蓄しておくもの。日頃から使うものを多めにストックし、ライフラインが止まっても7日間は過ごせるようにしておくのが望ましいです。 非常時持ち出し品リスト □携帯ラジオ    □携帯トイレ □照明器具…懐中電灯やランタン、ヘッドライト など □救急・衛生用品…応急処置セット、除菌用品、マスク、生理用品 など □道具類…紙皿、割り箸、ロープ など □現金・貴重品 □防寒着、レインウェア、軍手 など □飲料水・非常食 非常時持ち出し袋は、実際に背負って避難所まで歩いてみよう Pickup 非常時持ち出し袋に入れておきたい おすすめの防災アイテム モバイルバッテリー 情報収集に欠かせないスマートフォンの充電用に。太陽光で充電できるソーラー充電器なら停電時も安心です。 ヘッドライト 頭に装着するので、移動や作業時に両手を使えます。首掛けタイプのネックライトも便利です。 アルミシート 保温性が高い薄手のシートで、体を包めば熱を逃がしません。防水性にも優れています。 正しい情報と地域を知って、 皆で助け合えるように  今の時代、WEBで情報収集しやすいとはいえ、災害時はSNS上での偽情報・誤情報には注意が必要です。市からのお知らせをメールやLINEで受け取れるようにしておく、信頼性の高い防災アプリを入れるなどして、正しい情報を得られるようにしておきましょう。  また、海と山に面した逗子は、津波やがけ崩れにも注意が必要です。ハザードマップで事前確認しておくほか、市や地域団体が開催する防災訓練やイベントにもぜひ参加を。地域の状況を知るだけではなく、近隣の人ともつながりを持てるようになります。いざというときは、皆で助け合いながら困難を乗り越えていきましょう。 市からの防災情報 防災・防犯メール 登録したアドレスに、防災情報をメール配信します。 公式LINEアカウント 日頃の行政情報に加えて、緊急時は防災情報を配信。 市のハザードマップ 津波と土砂災害等の2種類あります。事前に確認を。