広報ずし 2023年4月号 NO.974 2面 広報ずし●2023.4 一人ひとりが自分らしくいられる まちを目指して 男女平等参画と多様性の尊重 男女格差を測るジェンダーギャップ指数のスコアからも分かるとおり、日本はまだまだ男女平等とは言えません。この差を解消するにはどうしたらよいのでしょうか。性別などにかかわらず自分らしく生きるためには、一人ひとりの意識が大切です。 【問い合わせ先】市民協働課 ジェンダーギャップ指数上位国と主な国の順位 順位 国 名 1 アイスランド 2 フィンランド 3 ノルウェー 4 ニュージーランド 5 スウェーデン 10 ドイツ 15 フランス 25 カナダ 27 アメリカ 63 イタリア 79 タイ 83 ベトナム 99 韓国 102 中国 115 ブルキナファソ 116 日本 世界経済フォーラム「グローバル・ジェンダー・ギャップ報告書(2022)」をもとに作成 PART 01 性別役割分担意識とアンコンシャスバイアス  私たちの日常には、性別役割分担意識とアンコンシャスバイアスが根強く残っていて、それが男女格差の大きな要因となっています。性別役割分担意識は、いわゆる「男は仕事、女は家庭」のような考えのことです。  また、アンコンシャスバイアスは、「無意識の思い込みや偏見」を意味し、日常生活や職場などさまざまな場面で起こります。それ自体に良し悪しはありませんが、気付かずにいるとその言動によって相手を傷付けたり、相手の可能性を狭めてしまったりすることがあるため注意が必要です。 アンコンシャスバイアスに気付こう 家庭で… うちではパパが料理担当なの 男性なのに料理が得意なんてすごいね! 職場で… Aさん(女性)、お子さんまだ小さかったよね じゃあ、このプロジェクトの担当は難しいかな 男性は料理が苦手、子育て中の女性は重要な仕事を担当するのは難しいなど、性別や状況によって無意識の思い込みをしていませんか。まずは自身のアンコンシャスバイアスに気付くことが大切です。自分の言動を思い返してみましょう。