広報ずし 2023年8月号 NO.978 16面 頑張る未来の経営者を応援 逗子創業スクール 時間や場所に制限されない働き方の選択肢として起業があります。経営、財務、販路開拓などの具体的なノウハウを学び、起業や独立を目指しませんか。 ──昨年12月に念願の独立   スクールでの出会いが、   不安な自分の背中を押してくれた── 2022年受講生 おはぎ専門店 藤森 潔さん  都内の和菓子店で修業を積んだ後、逗子への移住を機に自分の店を持ちたいと思った藤森さん。「創業への思いはあったものの何から手をつけていいか分からなかったので、スクール受講がとても役に立ちました」と振り返る。  スクールでは、創業に必要な経営、財務などの知識を専門家から学ぶ。こうした知識をもとに、創業に向けた事業計画を策定したときは、個別相談もフル活用した。「最初は、和菓子という漠然とした内容しか決まっていませんでした。そこから季節感を表現しやすい『おはぎ』に種類を絞って、さらに検討して『ココロとカラダにやさしいおはぎ』とコンセプトを固めていきました。この考えが雑穀米の使用につながり、味にメリハリが付くとともに、市民のニーズともうまくマッチできたと思っています」  スクールをきっかけに、煩雑な補助金申請について相談したり、中小企業診断士や税理士などを紹介してもらったりと、さまざまなフォローも受け続けている。「どれも一人では、行き詰まっていたことばかり。独立に対して、なかなか踏ん切りがつかなかったときもありましたが、親身にサポートしてくれる体制が整っていたからこそ、安心して創業することができました」 逗子創業スクール 受講生募集 【日時】8月24・31日、9月7・14日の(木)19:00〜21:30 【場所】市役所会議室 【定員】先着30人 【費用】4,000円 【申込】【問い合わせ先】申込フォームで、または逗子市商工会、経済観光課窓口へ 市長だより vol.53 現場第一主義  新型コロナウイルス感染症が5類へ変更され、それ以降、多くの活動が一気に復活してきています。今年は大きな制限のない中で逗子海水浴場も開設し、市内の祭礼も復活しました。これからも皆様の活動を支えていける よう努めてまいります。  民生委員・児童委員の制度は、大正6年に岡山県で誕生したもので、後に全国へ広がっていきました。今では非常勤の地方公務員として、地域の皆様が安心して暮らせるように見守ってくれています。  コロナ禍での活動には大変なご苦労があったと思います。人と会うことが難しく、ご家庭を訪問することもできない状況が続きました。活動を再開するに当たっては、さまざまな不安を感じているのではないかと心配していますが、委員の方々には市民の身近な相談役として、これからも活躍を期待しているところです。市民の皆様には、ぜひ委員の活動をご理解いただき、皆で安心して暮らせる逗子をつくっていきましょう。 逗子市長 桐ケ谷 覚 市役所への問い合わせは (土)(日)(祝)を除く8:30 〜 17:00 〒249-8686 逗子市逗子5 丁目2 番16 号 【電話】046-873-1111 【ファクス】046-873-4520 広報ずし 2023年8月号  No.978 発行/逗子市経営企画部企画課  毎月1回1日発行。 Web版・音声版・点字版もあります。 ▼7月1日現在の人口 56,178人(男26,204人、女29,974人)、25,120世帯