広報ずし 2023年8月号 NO.978 2面  3面 知っていますか あなたに寄り添う 身近な相談相手 民生委員・児童委員 介護や子育てなど、生活の困りごとについて相談に乗り、専門機関へつなぐパイプ役。実際に活動している委員2人を紹介します。 【問い合わせ先】社会福祉課 【ホームページID】1004304 地域の誰もが安心して暮らせるように願って 2008年に委員を委嘱されて15年、現在6期目です。地域の方の見守りや自宅訪問、サロン活動、他にも久木小学校児童の登校見守り、住民自治協議会の減災部会などにも参加しています。  就任当初は不安でいっぱいでしたが研修や勉強会も充実していますし、市の関係機関、また近隣地区の委員や歴代の委員など相談相手もたくさんいることが心強いです。さまざまな活動を通して地域の皆さんを見守っているつもりが、逆に私が皆さんから温かい言葉や元気をいただいています。  一人で悩みを抱えている方は、お住まいの地区の委員に声を掛けてみてはいかがでしょうか。小さな子どもから高齢者まで、地域の中で誰も孤立することなく安心して過ごせるようにと願い、これからもみんなの役に立てればと思っています。 民生委員・児童委員 鈴木昌代さん 担当地区 久木6丁目(ハイランドを除く)・7丁目 サロン活動 地域住民と食事を楽しむ「サロン久木」 町内会と協力し、年5回開催。献立決めから食事作りを行い、地域の方と交流しながら楽しい時間を過ごします。 地区定例会 毎月1回、地区定例会に出席。情報共有や事例の報告、検討を行います。 自宅訪問 親交がある人の自宅には、見守りを兼ねて訪問することも。定期的に近況を聞きます。 親子の笑顔と幸せな日々をサポートしたい 民生委員・児童委員の中でも、妊娠期から18歳までの子どもと親を対象にしているのが主任児童委員です。子育てや学校のことなど何でも相談できる“近所のおばちゃん”的な存在です。委嘱されて今年で10年目になりますが、子育て中は私も存在すら知りませんでした。  振り返ると、自分も相談したかったことや、誰かに助けてほしいと思った時がありました。だからこそ、健診や子ども食堂などを通して主任児童委員を知ってもらい、「何かあれば、いつでも気軽に相談してね」と伝えています。話すことで気持ちが楽になることもあるし、内容に応じて専門機関につなげて、時には付き添うことも。悩んでいた保護者や子どもが笑顔になり、幸せな毎日を過ごしていると分かった時が何よりうれしい瞬間です。  市内に6人いる主任児童委員のチームワークもよく、お互いに相談しながら日々楽しく活動しています。 主任児童委員 飯野 幸さん 担当地区 逗子、桜山1・2・6〜9丁目、山の根 ずし子ども0円食堂 予約制で手作りのお弁当を無料配付。主任児童委員も調理と配付を一緒に行っています。 県外施設へ研修 今年は千葉県西部防災センターへ。防災について学んだことを活動に役立てます。 乳幼児健診 4か月児&3歳児健診の手伝い 待ち時間に保護者と話をしたり、きょうだいのお世話をしたり、健診がスムーズに進むよう手伝っています。ピンクのエプロンが目印です。 どんなことでも相談を 不安や悩みごと、一人で抱えていませんか。民生委員・児童委員がサポートします。守秘義務があるので、安心して相談してください。 介護や福祉サービス 妊娠、子育ての悩み 一人暮らしなど生活上の悩み 近所で困っている人がいる など 自分の地域の民生委員・児童委員を知りたい場合は、社会福祉課へ 地域で活動したい人を 推薦しませんか? 現在、定数80人に対し64人の委員が活動し、16地区が欠員です。地域に適任な人がいたら、ぜひ自治会や町内会などから推薦をお願いします。