広報ずし 2024年2月号 NO.984 8面 認知症と共に生きる社会を目指して message 逗子市基幹型地域包括支援センター センター長 堀田昌希 いつまでも逗子で安心して暮らすために  2024年1月1日に、認知症基本法が施行されました。基本法では、認知症の人もそうでない人も一人一人が個性と能力を発揮できて、お互いを尊重し支え合いながら共に生きる社会の実現を目指しています。本市でも住み慣れた地域で安心して暮らせるように、皆さまの声を聞きながら認知症の人の支援に取り組むほか、認知症の正しい知識と理解の普及啓発を進めています。 認知症には、積極的な社会参加を  生活習慣の改善や運動の習慣化、趣味の活動などは、認知症の発症を遅らせるだけではなく、発症した場合でも症状を軽くすることが期待できます。さらに、仕事やボランティアなどの機会を通して積極的に社会参加することが、認知機能の維持・向上に良い影響があると、さまざまな研究から証明されています。認知症や介護予防の教室、発症後も参加できる交流の場なども上手に活用してください。 不安や悩みは、地域包括支援センターへ  認知症が身近になったとはいえ、心配や困りごとを家族・親戚で抱えている人も多いです。そんなときは、お住まいを対象エリアとする地域包括支援センターに相談してください。保健師や看護師の資格を持つ認知症地域支援推進員、社会福祉士、主任ケアマネージャーなどが支援を一緒に考えます。気軽に相談してください。 正しく知ろう認知症 講演会&パネルディスカッション 認知症学会専門医の三壁敏雄医師による講演や、認知症地域支援推進員・オレンジカフェスタッフなどのパネルディスカッション。認知症の人や家族などの心が少し軽くなる話をします。 【日時】2月14日(水)14:00〜16:00 【場所】市役所会議室 【対象】市内在住・在勤・在学者 【定員】先着40人 【申込】【問い合わせ先】2月1日〜8日に、@名前(フリガナ)A電話番号Bメールアドレスを、ファクス・申込フォームで、または社会福祉課窓口へ 【ホームページID】1009876 地域包括支援センター 相談先 対象エリア 東部地域包括支援センター 【電話】046-876-6299 桜山3・4・5丁目(35〜37番、葉桜団地除く)、沼間、池子 中部地域包括支援センター 【電話】046-872-2480 逗子、桜山1・2・5丁目35〜37番、葉桜団地のみ・6〜9丁目、山の根、新宿1〜3・4丁目1〜5番(2番29〜59号除く)・6番38〜42号・5丁目 西部地域包括支援センター 【電話】046-876-5451 久木、小坪、新宿4丁目2番29〜59号・6〜16番(6番38〜42号除く)