広報ずし 2023年11月号 NO.981 16面 逗子市 学生議会 市内在住・在学の中学生が学生議員となり、市政に対して提案しました。質問・提案の一部を紹介します。 【問い合わせ先】体験学習施設 逗子海岸にあるトイレが古くて、汚い!リニューアルを提案! 市の答弁 市の施設は、公共施設整備計画に基づき整備しています。リニューアルの時期までは、日々しっかり清掃などを行い、清潔さを保っていきます。 渡邊 穂 議員 中学校1年生 ボール遊びができる公園を増やして!ボールを使える条件は? 市の答弁 他の公園利用者に迷惑が掛かる使い方をしないようルールを定めています。公園の再編や集約を進めていく中で、ニーズに応じた公園整備をしていきます。 櫻田 想太郎 議員 中学校1年生 市長が2期目の中で目標としていること、一番力を入れたいことは何か。 市の答弁 「選ばれるまち」として住宅のまちに磨きを掛けていきます。特に若い世代に選んでもらうためにも、子育て・教育環境の充実が重要と考えています。 忰田 樹 議員 中学校3年生 ================= 市長だより vol.56 現場第一主義  季節も秋らしくなり、気が付くと今年も残り2か月となりました。あまりに夏が長く、秋が短く感じます。  空き家問題は、地方・都市圏問わず大変な課題です。住宅総数が世帯数に対し、約1,000万戸も余る時代が来たとも言われ、2040年には全国で10軒に4軒が空き家になるとの試算もあるほどです。逗子市でも利用目的のない空き家は増加傾向にあると考えられます。  空き家は相続と関係し、その奥にさまざまな要因があります。市では、相談先が分からない方への支援として 「空き家ワンストップ相談窓口」、宅建士や行政書士などの協力を得て「空き家アドバイザー派遣制度」を運用しています。また、(株)パブリックサービスは市民貢献事業として「空き家バンク登録支援助成」を実施しています。このように行政と民間とで連携して取り組んでいますが、さらなる解決への決め手を探り続けてまいります。  新たに山あいを造成して宅地化することはできませんが、空き家が適正に市場に供給されるならば、逗子に住みたい多くの方々に対し住居の提供が可能だと考えます。今後も知恵を出し合い、空き家の解消と住みたい方の居住の実現に向けて努力いたします。 逗子市長 桐ケ谷 覚 ================= 市役所への問い合わせは (土)(日)(祝)を除く8:30〜17:00 〒249-8686 逗子市逗子5丁目2番16号 【電話】046-873-1111 【ファクス】046-873-4520 広報ずし 2023年11月号  No.981 発行/逗子市経営企画部企画課  毎月1回1日発行。 Web版・音声版・点字版もあります。 →10月1日現在の人口 56,019人(男26,145人、女29,874人)、25,106世帯