広報ずし 2023年11月号 NO.981 3面 活用事例の紹介 空き家バンクで見つけた! 私のストーリー 空き家の所有者と利用希望者をつなぐ空き家バンクを通して、活用へとつながった事例を紹介します。登録物件は随時募集、物件一覧も公開しています。 住宅として利用 ジュリアン・ジョリベさん (新宿) 以前は、仕事に便利な都内で生活していましたが、自然豊かな逗子に移り住みたいと物件を探していました。条件に合う家がなかなか見付からない中、出会ったのがこの家です。広さや周りの環境にひかれ、すぐに申し込みを決めました。1年かけて自分でリフォームも行い、好みの家に仕上げることができ満足しています。 事務所として利用 (株)GLOCAL CEO 加藤 学さん (逗子) 全国の空き家や遊休施設を利活用し運営を行っていることもあり、自社でも空き家を滞在できる事務所として利活用したいと考えていました。ここは運営している施設からも近く、駅からのアクセスも良いので、とても便利です。ランチを自炊できたり、書類や備品の収納もしやすかったり、快適な職場環境で気に入っています。 空き家の流通を後押し 充実の補助制度 空き家流通促進補助モデル事業 流通への課題がある家屋について、売却までにかかる費用を最大70万円補助します。 【問い合わせ先】まちづくり景観課 ふれあい活動の拠点整備の支援事業 空き家を市民活動団体に無償で貸す所有者に、固定資産税・都市計画税相当額の交付金を交付します。上限額は20万円です。 【問い合わせ先】市民協働課 利用者コメント モデル事業を利用した Kさん(沼間) 接道がなく建て替えができないため、どうしたらいいか困っていた家屋。空き家流通促進補助モデル事業の決定を受けたことでスムーズに残置物を整理し、古家付きで売却することができました。思い入れのある家が、また活用されることになってうれしいです。