広報ずし 2023年7月号 NO.977 2面  3面 逗子海岸を安全に楽しもう 〜海での事故や津波に備えて〜 夏到来。海水浴にマリンスポーツと、多くの人で逗子海岸がにぎわう季節です。 とはいえ、海には危険がつきもの。逗子海岸の特徴や安全対策を知って、楽しい時間に事故が起きないように気を付けましょう。 【問い合わせ先】経済観光課、消防総務課 逗子海岸の特徴 穏やかな波と遠浅で知られる逗子海岸ですが、場所ごとに特徴があります。安全に楽しむためにも、それぞれの場所のポイントを把握しておきましょう。 逗子海岸安全MAP 田越川の河口付近は、船や水上オートバイに加えてSUP(サップ)も多く行き交います。マリンスポーツでの利用時はルールを守りながら、お互いゆずり合って。また、転落などの恐れがある河口部のブロックには登らないでください。 海岸中央は砂浜が広くて遠浅なので、小さな子どもでも遊びやすいエリアです。 遠浅の逗子海岸ですが、高い波が続いたりすると急に深くなる場所ができることも。海の中で足を取られることもあるので、台風の後や満潮時は特に注意を。 夏は海から陸へ吹く南風が主ですが、まれに陸から沖へ向けて吹く北風のときがあります。北風が強いと沖へ流されやすく陸に戻りづらくなるので、常に砂浜との距離に気を付けましょう。 西側は岩場が広がっているので、大潮などの干潮時には岩がむき出しになります。 水温が高くなる7月下旬頃から多くなるクラゲは、砂浜に打ち上げられて死んでいても毒性は消えないので触らないように。ゴンズイなど、背びれや胸びれのとげに毒を持つ魚もいます。 ゴンズイ カツオノエボシ アカクラゲ 写真提供:礒貝高弘さん チェックしよう! 逗子 海・浜のルールブック マリンスポーツでのトラブルや事故を防ぐための、海上利用のマナーやルールを市ホームページで確認できます。経済観光課窓口でも配布しています。 *海水浴場開設期間は遊泳区域あり みんな知ってる? 海の安全クイズ 答えと解説は4〜5ページをチェック! Question1 ビーチにはためく 「青・黄・赤」の旗。その意味は? Question2 手軽さが人気のSUP。 注意するポイントは? Question3 溺れている人を発見! 誰に、どこに通報? Question4 自分が沖に流されている!どうすればいい? NEWS 逗子消防に水上オートバイを導入 水難事故対応を強化するため、水難救助用の水上オートバイを導入しました。高い機動力を生かし、漂流者や溺れた人の救助、大規模災害時の海上輸送などでの活躍が期待できます。 小坪分署に配備