広報ずし 2023年6月号 NO.976 20面 環境イベントに行こう 次の未来への第一歩 持続可能な未来を創るために 海、山と自然豊かな逗子ですが、この環境は私たちの意識・行動によって、失われてしまう可能性もあります。6月は環境月間で、市内でさまざまなイベントが開催されます。家族や仲間と参加して、楽しみながら環境について考えてみませんか。 【問い合わせ先】環境都市課 一押しイベント フューチャーデザインワークショップ in ずしグリフェス 「みんなで2050年に行ってみよう!」 逗子市は2050年までに温室効果ガス排出実質ゼロを目指していますが、実現には市民一人ひとりの取り組みが不可欠です。難しいチャレンジかもしれませんが、普段と少し視点を変えてみるだけで実現のヒントが得られるかもしれません。このワークショップは、未来からの視点で環境について考えるイベント。2050年の逗子にタイムスリップしたとき、あなたはどんな暮らしをしていますか。どんな景色が見えますか。 2050年の逗子は どうなっているんだろう? 海の色に変化はあるかな? 車が空を飛んでいる? 学校ってどう変わってるの? 【日時】6月10日(土)16:30〜18:20 【場所】文化プラザホール 【定員】先着40人 【申込】当日16:20までに会場へ 【問い合わせ先】ずしグリフェス実行委員会 半田 【Eメール】handashino@gmail.com 企画者インタビュー ずしグリーンライフフェス 実行委員 窪田栄一さん  地球温暖化、戦争、感染症、格差、原発など、50代で子どもを授かった私は、娘が大人になる頃にどんな世の中になっているのかが気がかりです。特に心配なのが気候変動で、これだけ気候危機が叫ばれながらも横須賀で石炭火力発電所建設が計画されているように、従来のしがらみや利害関係などにとらわれていると解決は難しいでしょう。新しい発想で社会をデザインし直すことが必要で、それには専門家や政治家など「偉い人」に丸投げせず、一人ひとりが望む未来を自分事として思い描き、地域から行動を起こしていくことが大切です。  今回、市内で初めて行うフューチャーデザインは、日本各地で成果を上げているワークショップの手法で、問題解決に悩むのではなくワクワクする未来をイメージするものです。未来人になりきって、カーボンニュートラルが実現した持続可能な逗子のまちの姿を、このまちに暮らす子どもから大人までみんなで考え、今すべきことを見付けていきましょう。