ずしし環境会議 まちなみと緑の創造部会
田越川さかな調査>2005.10.22 丸山病院横
日時:2005.10.22(10:00〜12:00) 場所:田越川中流域(丸山病院横)
協力:神奈川環境科学センター/オーシャンファミリー海洋自然体験センター
記念すべき第1回の『田越川さかな調査』は”ずしし環境会議まちなみと緑の創造部会(以下”まちなみ部会”)”のメンバーと一般参加者を含め、総勢25名で行いました。
簡単に自己紹介をした後、まちなみ部会として”田越川ウォッチング”を最初にはじめられた岡山さんより、子どもの頃に田越川で遊んだ体験や、水質とそこに暮らす生き物の関係をお話いただきました。岡山さんが子どもの頃(40年ぐらい前)は田越川はとても汚かったそうです。生活廃水の下水道化が進んだお陰で、今はずいぶんきれいになったようです。
そして、まずは川を上から観察してみました。目立つのはコイの姿。しかし、よく見るとコイ以外にも魚が泳いでいるのが見えてきます。わざわざ東京からご参加頂いた、魚類の専門家である今井さん(自然環境研究センター)が双眼鏡で”オイカワ”、”アユ”、を確認してくれました。
このときは確認できませんでしたが、実はコイにまぎれてた”サケ”の姿を事前に確認していました。過去の田越川ウォッチングでも2年連続でサケの姿を確認しています。田越川は”サケ”も”アユ”も遡上する川であるという事実に皆さん驚いていました。
↑(左)サケです。長い旅をしてきたのでしょう、体にはキズが目立ちます。 (右)まずは上から眺めて見ます。
上から観察したあとは、箱めがねを使って川の中をのぞいてみます。どんな生き物がいるのか?どんなところに居るのか?何をしているのか?生き物の暮らしぶりをそのまま見てみます。

のぞいて見ると生き物はそこらじゅうにいるんです。すぐに「見つけたー!」「これ何ー?!」と子どもたちの声が響きます。子どもたちに負けず大人も夢中で観察しています。「おっきいカニ!!ソコソコ!!」・・・・
素早く逃げるヤツもいれば、じっと岩陰に隠れているヤツもいます。この川でどんなふうに生き物が暮らしているか、少し感じとれたのではないでしょうか?

次は網を持って魚を捕まえてみます。きっとみんな上手く捕れないのでは?と思ったのですが事前に観察したのが良かったのか?捕るわ捕るわ。。。バケツは魚、エビ、カニたちで溢れんばかりです。その中でも一番盛り上がったのはウナギです。1m近くある十分蒲焼にできるウナギを一旦捕まえたのですが、ヌルヌルした体で逃げられてしまいました。子どもたちにとっても逃した魚は大きかったようです。「ウナギくーん何処いったー?、出ておいでー!!」

ここで、手網で捕るのを一旦やめて、神奈川県環境科学センターの斎藤さんにより投網の実演です。手網では捕れない種類の魚をねらいます。

オイカワ、ボラ、モツゴなどなど、キレイな魚に子どもたちも夢中でした。
↓捕れた魚をケースに入れることで、上から下から正面から、その場でじっくり観察できます!

斎藤さんと今井さんから捕れた生き物たちについて解説&質問タイムとしました。

たくさん見ることができたヨシノボリの仲間は”両側回遊魚”と言って川で生まれるとすぐに海に下り、しばらく海ですごした後に、また川に遡上します。アユやサケだけが海と川を行き来しているわけではないのですね。このヨシノボリの仲間やアユはこの川のどれぐらい上流まで遡上しているのでしょう?そんなことも今後の活動でわかると思います。
今日捕獲した魚の一部はサンプル(標本)として斎藤さんに持ち帰って頂き、横須賀自然人文博物館に納める予定です。その他の生き物たちは元の場所に戻してあげました。生き物と遊んだ後は元気なうちに元の場所に戻してあげましょう!!
次回の予定はこのホームページ、市内の掲示板などでお知らせします。まだはじまったばかりの『田越川さかな調査』ですが、この川の魅力に気づいて頂けたのではないかと思います。次回のご参加をお待ちしています!!
※今回確認できた生き物は”田越川フォトライブラリー”でご覧いただけます。
皆さんのお陰でとても沢山の生き物を確認する事が出来ました。田越川にどんな生き物が住んでいるか?実は誰も知らないんです。。。今後の調査でもっといろんな発見が期待できますね!!
(〇:確認 ×:未確認 △:種の特定が出来なかった)※画像は”田越川フォトライブラリー”をご覧下さい
モクズガニ、スジエビ、ヒラテテナガエビ、ヌカエビ、シジミ、イシマキガイ、コオニヤンマ(ヤゴ)、ギンヤンマ(ヤゴ)
Copyright(C) 2005 City of Zushi. All rights reserved.