<<浄水管理センターのしくみ>>
フローシートはこちらから(208KB)
(1)沈砂池
各家庭から浄水管理センターに流れてきた下水は、まず沈砂池と呼ばれる池
に入ります。下水の中に含まれている大きなゴミや、下水管を流れてくる間
に入り込んだ小石や砂は、この沈砂池で取り除きます。その後で、ポンプで
下水を汲み揚げて、最初沈殿池に送ります。
(2)最初沈殿池
この池をゆっくりと流れていく間に沈殿しやすいものは池の底に沈み、
かき集められた後、汚泥処理されます。そして、上澄みの水は、
エアレーションタンクに流れます。
(滞留時間:約2時間)
(3)エアレーションタンク
最初沈殿池からの下水に活性汚泥(微生物の集まり)を混ぜて空気を吹き込むと、
活性汚泥と下水はよく混じり合い、活性汚泥は、吹き込まれた空気の助けを
借りながら下水に含まれている有機物を分解し、下水はきれいになっていきます。
一方、活性汚泥は、有機物を分解するときに生じるエネルギーによって増えていき、
時間が経つに従い、次第に汚れの固まりとなり、重くなっていきます。
(滞留時間:約6時間)
エアレーションタンクにいる微生物の画像はこちらから
(4)最終沈殿池
重い固まりとなったよごれ(汚泥)は、この池で沈みます。この時点で、有機物の90%は
取り除かれ、下水はきれいになります。底に沈んだ汚泥は、かき集められ、エアレーションタンクへ
返すほか、余分な汚泥は汚泥処理されます。
(滞留時間:約3時間)
(5)滅菌設備
最終沈殿池できれいになった水は、見た目にはきれいですが、大腸菌などの細菌が
含まれているので、次亜塩素酸ソーダで滅菌消毒してから逗子湾に放流します。
(6)汚泥処理
最初沈殿池や最終沈殿池で沈められたよごれの固まりを、汚泥といいます。
汚泥は、かき寄せ機でかき集められ、濃縮され、脱水機で水をしぼりとります。
しぼりとられたものは脱水汚泥と呼ばれ、乾燥して肥料の原料にするなど、
有効利用しています。
(7)操作室
浄水管理センターには、予備機も合わせて約450基もの機械が設置されています。
それらを運転管理し、絶えず流れてくる下水を処理し続けるために、24時間体制で監視をしています。
(8)非常用自家発電設備
下水処理は、電気の供給が止まってしまうと、エアレーションタンク内の微生物が死んでしまったり、
汚水ポンプで下水を送ることができなくなってしまうので、非常用自家発電設備を設けて、
停電時にも対応できるようにしています。