授業・学級経営についての自己チェックリスト

ページ番号1003791  更新日 2023年2月28日

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1 作成の目的

通常学級には、軽度の発達障がいをはじめ多様な援助ニーズのある児童生徒が共に学習しています。支援教育を進めるためには、「学習に集中できる教室環境」「だれにでもわかりやすい授業」「だれもが居場所のある学級」をつくることが必要です。それらを具体的に実現していく一つのツールとして自己チェックリストを作成しました。

2 作成の視点

  1. 国立特別支援教育総合研究所が作成し、実際に複数の学校で検証されたものを土台として、市内各学校の実情を勘案しながら作成しました。
  2. 授業のユニバーサルデザイン化の視点を導入しました。
  3. 授業や学級経営についての基本的な項目に絞って作成しました。
  4. 抽象的文言を避け、できるだけ具体的な表現で項目を設定しました。

3 活用の仕方

  1. 年度当初など担当教員(学級担任・教科担任)が授業や学級についてアセスメントを行うときに活用します。
  2. 各チェック項目について、すでに実施しているものについては「実施」の欄に○をし、その達成度についてA・B・Cの3段階で自己評価します。
  3. できれば支援教育推進巡回チームも交えた学年単位で情報共有を行い、コンサルテーションを経て今後どの項目を実施していくのかを決定し、その項目の「必要度」に○(最優先課題には◎)を付けます。
  4. 3~4カ月ごとに再チェックをして取り組み状況を再評価すると効果的です。

4 その他

  1. 自己チェックリストの活用は、学年単位、学校単位で実施できることが望ましい。学校単位で実施する場合は、このチェックリストの項目が学校スタンダードとなり、最も効果的な活用法です。
  2. このチェックリストは指導者側から見たアセスメントツールです。児童生徒側からの授業評価やQ-Uなどの学級生活に関するアンケートを併せて行うことが理想的です。

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